佐世保独楽の歴史

History

佐世保独楽の歴史

1800's
1872年

初代卯之助、安政2年広島生まれ。
大阪から西廻り回船問屋を始め筆、蓋 小間木 掛木を商う。

1885年

佐世保に鎮守府開設に伴い、炭・薪・掛木・材料問屋設立。
鎮守府に炭薪を納めた事より、材料加工の需要があり加工も手がける。

1900's
1907年

山本貞右衛門商店設立

1910's
1915年

人口増加により玩具、こま部門に力を入れる。

1940's
1949年

戦後、駐留米軍進駐に伴い、木工加工や独楽需要も増え、その後アメリカ基地内の学校と交流が始まる。
昭和天皇巡行の折天覧品と献上の為民藝品としての制作が本格的始まる。

1950's
1953年

全国郷土玩具展(日本橋白木屋、後の東急百貨店)出品。
民藝ブームで東京大阪の民藝品店で独楽の需要が増える。

1960's
1960年

第9回全国郷土玩具展(日本橋白木屋)全国初ポータブルろくろを開発して独楽作りの実演と販売の形態を行う。
同5月日本手工芸品対米輸出計画(通産省)ラッセルライト調査団来日。
デザイナーのケラー女史に認められてニューヨークの展示会に出品。

1961年

1961年9月東京丸善より、ドイツメグレンベル商会に向け輸出。
ニューヨークとサンフランシスコの国際見本市出品。
長崎県訪問 産業会館で展示 お買い上げ。
第4回東京国際見本市 中小企業優秀商品選定。
日本橋三越 長崎県展でも独楽作り実演と販売を始める。
新宿二幸 西日本物産展独楽作り実演と販売。
香港見本市出品。
イタリアとフランシスに九十九独楽四十種類をボタンとして輸出。

1962年

International Fair (大阪)出品、販売。

1963年

オーストラリア見本市出品。
第二回ハワイ国際祭り 出品、販売。
全国民芸品コンクール入賞。

1964年

東京オリンピック五輪みやげ入選。
日本橋三越や、選手村で展示、販売。

1965年

財団法人日本工芸館主催第7回日本民藝展入選。

1967年

日本専売公社hopデザインに佐世保独楽採用。12月1日より販売。

1968年

第1回ロサンゼルス見本市出品販売。
オーストラリア シドニー Japan Gift Iitem Show(ジェトロ)出品販売。

1969年

全国国民体育祭第24回長崎大会記念品。
皇太子御夫妻(現上皇陛下御夫妻)お買い上げ。

1970's
1970年

大阪万博長崎の日、実演販売
明治天皇、昭憲皇太后両祭神献納(明治神宮)

1971年

サンヨーカラーテレビ販売促進独楽セット制作。

1972年

伝統に生きる人達、日本ナンバーワン展 (関西テレビ主催 大阪高島屋)
その後この道一筋日本の伝統展になる。

1980's
1980年

明治天皇、昭憲皇太后御祭神献納(明治神宮)

1983年

二代目山本貞右衛門 長崎県民表彰授与。

1990's
1990年

第41回全国植樹祭長崎大会記念品。天皇陛下お買い上げ。

長崎旅博で実演販売。

1993年

長崎県指定伝統的工芸品に認定。

2000's
2002年

市政100周年佐世保こまリンピック開催。

2009年

NODE伝統工芸×サンリオ ハローキティ キティコラボ企画。
キティちゃん35周年記念佐世保独楽ハローキティ キティandダニエル制作。

2010's
2014年

全国国民体育祭長崎大会記念品と、佐世保独楽のガンバ君とランバちゃん制作。

2015年

Japanエキスポパリ出店。実演、体験、販売。
イタリア食の祭典展示。

2016年

縁結ぶ佐世保独楽展 佐世保市美術センター。

2017年

遊ぶ!独楽展 佐世保市美術センター。

東京都主催ものづくり匠の技祭典出店。
実演、販売、展示、体験。

2018年

SーJapan 日米交流in西海(防衛省主催)

2019年

イタリアローマ三越お正月展示。

2020's
2020年

コスタ社ワールドツアー客向け佐世保独楽体験と、お正月独楽展のコラボ。(島瀬美術センター)

コロナ禍 環太平洋国家芸術展出品(中国上海芸術院博物館)

2021年

台湾旅行博覧会会場と中継コマ廻し開催。

2022年

ものづくり匠の技祭典 独楽作り実演と販売、展示、体験。
東京都主催東京国際フォーラム。